基本的な株の知識
基本的な株の知識
それじゃあ実際に「株式取引」を始めようかな。
”雄”ちょっとまって、一番大事な株式取引におけるリスクとリターンの説明はしたけど、株価の見方などの基本的な知識をつけることも重要だよ。ちゃんとした知識を理解していることでリスクを多少なりとも減らすことができるんだ。
確かに、株価の見方などは分かっているつもりで始めてしまって、たくさん溶かしてしまったんだった。じゃあ基本的な知識をすぐに教えてよ。
基本的な知識と言っても幅が広くてたくさんあるから、都度簡単にいは説明することもあるけど、詳しくはほかの記事で少しずつ説明していくね。
基本的な知識として少し例を挙げると、
- 株価の見方(チャートやローソク足など)
- 売買注文の方法(成行注文や指値注文など)
- PER・PBRなどの指標(株価が割安なのかどうかを判断する指標など)
- リスク管理(分散して投資することによるリスクの管理など)
などがあるから少しずつ勉強していこう。
証券会社の口座
証券会社の口座
株の知識が必要なことは身を染みてわかったつもりだから、これから勉強していくとして、それ以外に必要なものってあったっけ。
まず無いと始められないのが、証券会社の口座だね。
株式取引は、証券取引所(東京証券取引所など)を通じて行われているんだけど、そこと仲介をしてくれる会社である証券会社に口座を開設する必要があるんだ。
そうだったね。確かに僕も始めは楽天証券に口座を作って取引を始めたんだった。
今は、楽天証券やSBI証券などのネット証券会社が主流になってきているけど、銀行系の証券会社もあるんだ。その中でも自分に合う証券会社に口座を作ることが重要。だから、それについては改めて具体的に説明するね。
証券会社の口座を開設するときは、大きく「ネット系」と「銀行系」にから選ぶことになる。
- 「ネット系」とは、インターネットを利用した取引が中心で、手数料が安いのが特徴。(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、DMM株など)
- 「銀行系は」、銀行と連携しており、店舗やコンサルティングサービスが充実しています。(SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村証券、大和証券、りそな銀行部ループ証券など)
投資するための余裕資金
じゃあ、持っているお金をすべて証券会社の口座に入れて取引開始だ。
ちょっと待って。”雄”はついこないだそれで痛い目にあったんだよね。
基本的には、日常生活や緊急時に必要なお金はとっておいて、もしなくなってた場合に生活に支障がでないお金(余裕資金)で、万が一の損失が出たとしても、生活に影響がでない範囲のお金で投資をすることが重要なんだ。
余裕資金とは
- 食費や光熱水量などの生活費、住宅ローン(家賃)、学費、医療費などの、生活に必要なお金を確保したうえで、残ったお金が「余裕資金」。例えば、使い道が決まっていないお金や、今すぐには使わない貯蓄などが該当する。
どの程度の額が必要か
余裕資金の額については、それぞれ異なると思いますが、一般的には以下のポイントを考慮したうえで余裕資金を準備することが大切。
- 【生活費の6か月分〜1年分を確保】まずは生活費をしっかり確保しましょう。一般的には、最低でも6か月分の生活費は投資に使わずに手元に置いておくことが望ましいとされています。これにより、予期せぬ出費や収入減した時にも対応できることが多い。
- 【投資額は余裕資金の範囲内」 投資に使うお金は、余裕資金の一部分にとどめておくことが大切。例えば、余裕資金が100万円ある場合に、すべて投資に使うのではなく、50〜70%程度を投資に回すといったバランスを考えることが重要。これは、分散投資という考え方につながるから詳しくは別の記事で。
少額投資の始め方
投資初心者の場合、まずは少額の投資から始めて、投資のルールなどを肌身で感じることで安心・安全に始めることができる。その後のことも考えると少なくとも50万円以上は余裕資金をためてから始めるのがおススメ。
少額から投資を始められる投資の仕組みとして、株式取引では、ネット証券を利用であれば「株ミニ」などのような単元未満の株取引や、低価格帯の株価のものなど1万円〜数万円から始められる。また、投資信託であれば1,000円から始められる商品も多い。
必要なツールなど
パソコンにゃスマートフォン
よし、じゃあスマートフォンで取引を開始だ。
ちょっと待って。スマートフォンでも取引はできるけど、それはサブ的なものと考えたほうが良いかもしれない。
今は株式取引はオンラインで行うことが一般的で、スマートフォンでやってる人もいるとは思うけど、個犬的にはパソコンを使用することをお勧めするよ。どんなパソコンが必要かも別の記事で紹介するね。
アプリや取引ツール
わかったよ。スマートフォンが手軽なんだけどな。
あとは、ウェブサイト経由でも取引が可能なんだけど、デイトレードを考えているような人は特にアプリや取引ツールを入れて取引することをお勧めするよ。
株取引には、最低限証券会社のウェブサイトにアクセスできることが必要だけど、取引の速度や株価などの分析などいろいろなことを勘案すると、取引ツール(アプリ)を使って取引するべきかな。具体的なアプリや取引ツールの使い方については別の記事で詳しく説明する予定。
まとめ
基本的な株の知識
- リスクとリターンの理解や、株価の見方などの基本的な知識が重要。これを知っていることで、よりリスクを軽減した投資を行うことができるはず。
証券会社の口座
- 株式を売買するには、証券取引所と仲介してくれる証券会社に口座を開設が必要
- 証券会社には、ネット系や銀行系の証券会社など、さまざまな選択肢がある。
投資するための余裕資金
- 株式を購入するために、投資資金が必要ですが、自分の余裕ある資金を口座に入金して、そのお金で株を買う。最初は少額からでも取引を始めることをお勧めする。
必要なツールなど
- 株式取引は、オンラインで行うことが一般的で、パソコンやスマートフォンを使って、証券会社のウェブサイトやアプリから取引が行える。
- 証券会社が提供する取引ツールやアプリを利用することで、迅速な取引や情報収集、株価の分析などができる。
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