#00 株式取引とは

株のお勉強

株式取引とは何なのか

このサイトに来ていただいている皆様は既に、ご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、初歩の初歩から学びなおすことで、何か一つでも気づきがあるように、株、株式及び株式取引とは何かについて、学んでいきたいと思います。

株式会社とは

雄

「株式会社」ってよく聞くけどこれってどういう会社なの?

成金
成金

社名の前後に「株式会社」ってついていることが多いよね。「株式会社」っていうのは、いろいろある会社設立方法のうちの一つなんだ。

”雄”が飴屋さんを開こうとおもったときに、例えば100万円必要だとするよね。”雄”は100万円持ってる?

雄

この間、よくわからないうちにお金が溶けてなくなっちゃたから

今はないや。

成金
成金

そんな時に活用できるのが「株」なんだ。

”雄”に100人も友達がいるとは思えないけど・・・、

例えば、100人のお友達に「飴屋さんを開くから1万円ちょうだい。」と言って、お金を借りれたとするね。

その時に、お金をくれた人にその証として渡すのが「株」なんだ。

株を渡すことでお金を集めて作った会社が「株式会社」ってことだよ。

株式会社とは、会社を設立する一つの方法で、「株」を発行して会社の一部オーナーになる権利をもとに、多くの投資家(株主)からお金を集めて、大規模な事業展開が可能な会社設立形態のこと。

他には、合同会社、合名会社、合資会社及び有限会社(新規設立は不可)など責任の有限無限などによって形式が異なるが、基本的には資金調達が限定的であるため、少人数、小規模で経営されていることが多い。

株とは

雄

「株式会社」については、なんとなく理解できた気がするけど、

友達が100人いないのもそうだけど、簡単に1万円貸してくれる友達もいないんだけど。

成金
成金

確かにね、何も見返り(リターン)がないのに、お金をくれる人なんていないよね。

例えば、お店が上手くいって200万円儲けれたら、「株」を1株持っている人に2万円を上げるね。というような約束事をしてお金と「株」を交換してもらうんだ。

「株(株式)」とは、会社が資金を集めるために発行する「会社の一部を持つ権利」のこと。株を買った人は、その会社の一部オーナー(株主)になって、会社の利益を得たり、経営に参加したり権利を持つことができる。

株式取引とは

雄

僕は、そんな怪しい商売にはだまされないよ。200万円儲けられなかったら、お金が帰ってこないじゃないか。

成金
成金

例えば、だからね。確かにそうやって「絶対に儲かるから」って言ってくる人には気を付けてね。

それはさておき、「株」っていうのは他の人に売ったりすることもできるんだ。200万円の利益が出るまで待てないって人は、他にその「株」を欲しい人に売ればいいんだ。これを「株式取引」って言うんだ。

「株式取引」とは、会社が発行した「株(株式)」を証券取引所というところを通じて売ったり買ったりすることをいう。

  1. 買う: 「株(株式)」を買うことで、その会社の株となって、配当金や株の価格(株価)の上昇による利益を得ることが期待できる。
  2. 売る: 「株(株式)」の価値が上がったときに売ることで、買った時の価格との差額分の利益を得ることができる。
  3. 株価の変動: 株の価格(株価)は、会社の業績やニュースなどよって上下する。

リスクとリターン

雄

僕も、〇ルカリとかやったことがあるから知ってるけど、1万円で買った「株」なんて、安くしないと買ってもらえないんじゃない?

そうしたら損しちゃうじゃないか。

成金
成金

そうだね。でもそのお店が有名になってSNSサイトでバズったりした場合、1万円以上出してもその「株」がほしいって言ってくれる人もいでてくるんだ。

それに、2万円もらえる可能性があるのであれば1万円以上出しても、その「株」が欲しい投資したいっていう人もいたりするんだ。

雄

そうか、お店が上手くいけばお金を出してくれた友達も損しなくて済むんだね。でも、お店が上手くいかなかったらやっぱり損しちゃうのは変わらないじゃないか。

成金
成金

そうだね、お店が上手くいかない(リスク)場合には、損してしまうから、「株式投資」をするときは、良いことを言ってくる怪しい人の甘い言葉を信じるんじゃなくて、自分でしっかり勉強してやる必要があるんだ。

雄

だから、この間よくわからないうちにお金が溶けてなくなっちゃたのか。勉強って大事なんだね。じゃあもっと詳しく「株」について勉強したいんだけど。

成金
成金

ここで説明するにはちょっと難しいから下に詳しい解説を書いておくね。

雄

”成金”ありがとう。これからもいろいろ教えてね。

株式取引を行うと、リスクとリターンが存在する。簡単に言うと、損失を被る可能性のリスクと利益が得られるリターンとがあります。これらは自分が欲するリターンを得るのに、起こりうるリスクがどの程度かを見積もって株式取引を行うことが重要です。

リスク(危険)

  • 【株価の下落リスク】会社の業績が悪かったり、市場の状況が悪化することで、株式の評価が下がることがある。評価が下がることで、購入した株の価格(株価)が下がり、その分の損失が出る。
  • 倒産のリスク】最悪のケースとして会社が倒産すると、株の価値(株価)はゼロ等しくなり、株式を購入(出資)したお金を失う可能性がありる。
  • このほかにも、リスクになり得るものがあるかもしれませんので、多方面から検討したうえで株式取引を行うようにしましょう。

リターン(利益)

  • 株価の上昇】 会社が新に開発した商品が人気になったり、業績が良くななるなどして、株式の評価が上がることがある。評価が上がることで、購入した株の価格(株価)より高い価格で売れれば、その分が利益となる。
  • 【株主優待】会社によっては、株を持っていることで、株主に対して特別な商品やサービス(株主優待:例えば自社商品やQUOカードなど)を提供されることがある。
  • 配当金】 株主には、株式を持っているだけで、会社が生み出した利益の一部を配当金として受け取ることができる場合がある。

まとめ

  • 株式会社とは、「株」を発行して、事業を始める(拡大する)お金を集める会社。
  • を買った人は「株主」と呼ばれ、会社の一部オーナーになって、利益を受ける権利や会社の運営に関わる権利がある。
  • 株主は、会社が成功すれば利益を受け取ったり、株の価値(株価)が上がることで利益(リターンを得ることができる。
  • 株主は、会社の不祥事等によって株の価値(株価)が大きく下がったり、配当金の減少や停止、最悪の場合は、倒産して株の価値(株価)がゼロになってしまう危険性(リスクがある。

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